挑戦と「自己効力感」

試験に合格する、試合で好成績を修める、プロジェクトに成功するといった困難に立ち向かうためには、継続的な努力が必要です。
しかし、行動を持続させることは一般的に難しく、いかにしてやる気を高く保ち続けられるかが成功のポイントとなります。
そこで、今回はやる気を維持するための要因の一つである「自己効力感」についてお話します。

自己効力感とは

自己効力感とは、ある課題や対象に対してできそうだという肯定的な見通しのことを指します。
ざっくり言うと、「『これは私にもできそうだ』という自信」を指します。
この自己効力感が高い人は低い人に比べて、学習が続けられ、たとえ困難があっても耐えられる傾向にあります。
なぜなら、「私にもできそうだ」から学習を続けることが苦でなく、「私にもできそうだ」から困難に耐えることが苦でなくなるためです。

自己効力感を高める方法

この自己効力感を高める方法ですが、自分自身で何らかの成功体験があることが最も重要です。
身も蓋もない話です。ただ、自分以外の誰かの成功体験や、他者からの説得でも高めることが可能です。
「あの人ができたから私にもできるだろう」「『あなたは〇〇が得意だからやり遂げられるだろう』と言われてできそうだと思えてきた」といった経験はありませんでしょうか。

逆に、自分および他者の失敗体験や、他者から否定されることは自己効力感を失うことにつながります。
「君には無理だ」と言われて、自信を保ち続けられることは極めて難しいです。
こういった意見は、極力避けるようにすべきです。

まとめ

まとめると以下のようになります。

  • 自己効力感は「これは私にもできそうだ」という自信を指す
  • 自己効力感が高い人は努力を続けられる傾向にある
  • 自己効力感は成功体験と説得で高められ、逆をやると抑えられる

無理難題を要求された際は、いきなり取り組み始める前に、まずは身近な成功体験がないか周りの人に聞いてみると良いです。
そこで、自分の中で「できそうだ」と思えるイメージを確立することが大切です。
併せて重要なこととして、否定的な意見からはできる限り距離を置くようにしてください。


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